日テレ系「笑点」の解答者として知られる落語家の林家こん平(本名・笠井光男)さんが17日午後2時2分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去したことが21日にわかりました。年齢は77歳でした。
関係者によると葬儀・告別式は19日に近親者で済ませた。2005年7月に、難病の「多発性硬化症(MS)」であることを公表。一線からは退いたものの、一門の落語会や落語家仲間による卓球サークル「らくご卓球クラブ」では元気な姿を見せていた。最後まで再び高座に上がることを夢見ていたが、その願いはかなわなかったことが残念でなりません。
林家こん平さんとは?
本名:笠井光男
生年月日:1943年3月12日
出身:新潟県生まれ。
中学校を卒業後に上京し、初代林家三平に入門をしています。
1962年11月、二つ目昇進。66年5月から日テレ系「笑点」のメンバーに。72年9月、真打ち昇進。80年、初代三平の死去後は一門を引き継ぐ。2004年9月、「笑点」を降板。2005年7月、多発性硬化症(MS)であることを公表されました。
難病に悩まされ、闘病生活をされていた林家こん平さんですが、多発性硬化症とはどのような病気なのでしょうか。
多発性硬化症とは?
多発性硬化症とは、どのような病気なのでしょうか。
詳しく調べてみました。
多発性硬化症(MS)の症状について
脱髄病巣が起きる場所とその組み合わせは人によってさまざまであり、出てくる症状や程度も人それぞれです。同じ患者さんでも、毎回同じ症状が出るとは限りません。症状の変化につながる比較的大きな脱髄病巣がいつどのくらいの頻度で起きるかも人によって違います。また、ミエリンが修復されると症状はおさまることもあり、初期には症状が出たり消えたりします。(出典:多発硬化症サポートナビより引用)
細かくどんな症状が起きるのでしょうか?調べてみました。
- 視覚障害
- 感覚障害
- 運動障害
- 平衡障害・失調・ふるえ(振戦)
- 排尿障害
- 性機能障害
- 認識・感情の障害
- 疲労・疲労感
こんなにも多く障害が出てしまう難病です。
闘病生活も長く、ようやくその苦しみから解放されたのかもしれません。
ネットでも悲しみの声が…
山田君の悪口を言って、山田君に突き飛ばされたりと 疲れ知らずのエネルギッシュな演出で、テレビの前の僕をたくさん笑わせてもらいました! 本当に本当にありがとうございました! #林家こん平 #こん平 pic.twitter.com/D8zLbSh7eO
— 三河屋 (@mikawaya30desu) December 21, 2020
師匠には随分ご馳走になりましたね。
浅草はとん八、緑寿司、飯田屋、ビューホテルのカラオケ。池袋は南国。上野は新羅苑か太昌園。新宿は「あり」なんて店行きましたっけ。
向島の料亭に、圓歌、志ん駒師匠と行ったのも思い出。
ありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。#林家こん平— 古今亭菊之丞(公式) (@kikunojorakugo) December 21, 2020
巨星墜つ。
偉大な才能が、また一人、世を去ってしまわれた。
小さい頃から笑点は好きで観ていた。「そろそろ仕掛けてくるよね」という素人読みを裏切らず痛快に笑わせてくれた記憶は鮮やかに焼き付いている。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。#林家こん平 #ちゃらーん pic.twitter.com/BE5O2LWDCs— U/K (@eclipse_patriot) December 21, 2020
ずっとみなさんから愛されていたことがわかりますね。
テレビの向こう側の人ですが、多くの人から愛されていたことが伝わりました。
まとめ
僕の母もこの病気とは違いますが、『視神経脊髄炎』という難病になり、ずっと闘病生活をしておりました。見ている人からすれば、大変そうだと…苦しそうだと…そう感じます。もちろん本人もそうだったと思います。
ただ、それ以上に本人は苦しんでいたはずです。
周りを心配させまいと元気に振る舞い、涙を見せたのは一度きりでした。
今回、林家こん平さんのニュースを見て、心から頑張って生きていたのだなと思いました。
復帰を目指してくれていましたが、再びわたしたちの前で落語を披露してくれることはなかったですが、今までの多くの笑いと元気をくれました。
本当に本当にありがとうございました!
心よりご冥福をお祈りします。
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